人の一生とお菓子
人生のさまざまな場面で
和菓子が使われています。
特別な節目を、
こだわり抜いて作られた当店の逸品で
お祝いしませんか。
人生の特別な場面に
寄り添うお菓子
お宮参り
女児生後33日 お宮参りは、この世に誕生した赤ちゃんが初めて
氏神様に無病息災祈願のお参りをして、
氏子の一員として社会に認めてもらう儀式です。
お宮参りが終わると、出産時に頂いたお祝いにたいし
「内祝い」とし「一升鏡餅」をお配りいたします。
百日(お食い初め)
生後100日 出生後「一生食べ物に不自由しないように」との願いから、初めて食事をさせる祝いの儀式のことをお食い初めといいます。
生後100日目に行われるため「百日の祝い(ももかのいわい)」や
歯の生え始める頃なので「歯がため」とも言われますが、
地域によっては120日というところもあり様々です。
またちょうどその日に行う決まりではなく、
そのあたりの家族の都合の良い日で行われます。
お食い初めは、平安時代から行われている古いしきたりの儀式です。
お膳に「赤飯」を盛ります。
初節句
女児:桃の節句(3月3日)または初雛(はつびな)男児:端午の節句(5月5日)または初幟(はつのぼり) 初節句は、こどもが生まれて初めて迎える節句のことで、
女の子は桃の節句(3月3日)または初雛(はつびな)、
男の子は端午の節句(5月5日)または初幟(はつのぼり)のことをいいます。
初節句には、雛人形や武者人形などが贈られてすこやかな成長を願い、
どちらも食事会などのお祝いをします。
鎧兜(よろいかぶと)や五月人形は、赤ちゃんにとって
厄を除ける魔除けの意味もあると考えられていますので
是非とも飾ってお祝いしたいものです。
この時もし、赤ちゃんが生後1ヵ月くらいなら翌年に延ばすことが多いようです。
初誕生
健やかな成長を祝う行事として行われていました。
一生食べ物に不自由しないように、
そして立ち歩きができるようになったことを祝う気持ちや、
健康で力持ちのこどもに育つよう願いをこめて
一升の餅米で「誕生餅」をつきます。
その餅をふろしきに包んで、
赤ちゃんに背負わせて歩かせたり、
踏ませたりして健康で力強く育ってほしいと祈ることから
「立ち餅」や「力餅」とも言われています。 一升誕生餅について
入園・入学のお祝い
両親にとっても子供の成長の節目に接して感無量のことと思います。
七五三
男児:3歳と5歳女児:3歳と7歳 鎌倉時代、3歳になると「髪置き」として、髪を伸ばしはじめ、
男の子は5歳で初めて袴(はかま)をつける「袴着」、
女の子は7歳で帯を始めて締める「帯解き」の儀式があり、
それが今の七五三の由来です。
かつては数え年の男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳の11月15日に、
成長を祝って神社・氏神などにお参りしましたが、
現在は満年齢で行われることもあります。
11月15日は鬼宿日とされ何事をするにも吉であるとされたことから、
その日に神のご加護を願って参拝するようになりました。
入学・卒業・就職のお祝い
一つの段階を終了した喜びとともに、新生活への不安もあり、
心からの祝福と激励をこめて祝ってあげたいものです。
就職祝いは卒業祝いと兼ねるのが一般的ですので、
お祝い膳を囲んだり、レストランで会食したり、
普段より華やかにして祝ってあげたいものです。
成人式
式典が行われています。
親権からの独立や法律的な権利を受けると同時に、
社会的な様々な義務を負うことになります。
成人式のお祝い返しは普通しなくてもかまいませんが、
近くなら本人が出かけていき挨拶し、
遠方ならお手紙でお礼の気持ちを伝えたいものです。
結婚式・結婚記念日・
銀婚式・金婚式
結婚記念日を祝う習慣は欧米から伝わったもので、
日本では明治時代に天皇陛下の
「大婚二十五年祝典」の銀婚式が開かれ、
徐々に民衆に広がり今のように定着した行事となりました。
特に記念日の祝い方に決まりはありません。
レストランで食事をしたり、
高価なワインで乾杯したり、旅行に行ったりして
思い出として残すのも良いでしょう。
どの年の結婚記念日でも大切なのは、
それまでの結婚生活の歩みを振り返り、
感謝しながらこれからのことを話し合うことではないでしょうか。
長寿のお祝い
長寿の祝いとされていますが、まだ現役で働いている人もおり、
とても老人とはいえません。
長寿の祝いというより、人生の先輩に敬意をこめて
あたたかくお祝いするのが自然です。
還暦には昔からのしきたりとして、赤い頭巾、赤いちゃんちゃんこ、
赤い座布団などを家族などが贈ったものですが、
今では赤色の入ったベストやセーターを贈ることが多くなりました。
現在では、古稀か喜寿あたりから
本格的にお祝いするのが普通でしょう。
家を新築するとき
地鎮祭
地鎮祭とは、家を新築する場合、建て主と工事関係者が列席して
基礎工事を行う前に地元の神主にお願いして、
大地主神(その土地の神)、土産神(氏神)を祀ってその敷地を清め、
工事の無事と建て主の一家の繁栄を祈る儀式です。
建て主は、神主へ「御玉串料」として祈祷料を包み、
棟梁や工事関係者へのご祝儀を用意します。
地鎮祭の祭壇に用意するものは、よりしろ、海の幸(鯛など)、
お神酒、水、洗い米、塩、山の幸ですが、
神主か業者で準備してくれものもあり、相談して用意したほうがよいでしょう。
上棟式
上棟式は、棟上げ式とも建前ともいわれ、新築の家の土台ができ上がり、
柱、梁などの骨組みが完成したあと、
棟木(むなぎ)をあげる際に行い、建物に災いが起こらないように神に祈る儀式です。
最近では、簡略化して神主ではなく棟梁が代わりに行うのが一般的です。
日取り、しきたりなどは、建築会社が指示してくれます。